横浜から日本を元気にするクラウドファンディングを始めます。


こんにちは!

『金沢文庫 肉汁センター』

この度、神奈川県横浜市金沢区町屋町に
オープンすることになりました。

株式会社 肉汁開発
代表取締役 池田孝行と申します。

僕は、町屋町が大好きです。

30年前、
宇都宮から大学に通うため出てきて
学生時代を過ごした思い出がたくさん詰まった街。

三浦半島の東側。

少し歩くと海があり、八景島も目の前です。

最寄りは金沢文庫駅。

その名の通り、
金沢流北条氏、北条実時が設けた
日本最古の武家文庫がある土地です。

歴史があり、快速電車も止まり、
人の行き交いも多い、力がある街。

この度、この街で焼肉屋を始めます。

僕が、金沢区町屋町で
店を出そうと思った理由は、

「かつての元気な街を蘇らせたい」

と思ったからです。

僕の学生時代というとバブル絶頂期。

町屋町は、
大通りから一本中に入った
閑静な住宅街ではありますが、
活気に満ち溢れていました。

バス通りと金沢小学校通りには、
個人商店もたくさんあり、うなぎ屋さん、
お寿司屋さんが軒を連ねていた。

しかし、バブルが弾け、
景気が下降の一途を辿ると一店舗、
また一店舗と次第に店が無くなっていったのです。

2000年以降は特にそれが顕著で、
昔馴染みの店がどんどんシャッターを下ろしました。

そして、2019年後半から
世界中で蔓延が始まった忌まわしき
新型コロナウイルス。

この影響で飲食業界は壊滅的なダメージを受けたのです。

全国では、すでに730もの店が閉店しています。

僕が今、
埼玉県三郷市で切り盛りしている店も
厳しい状況が続き、

2020年4月5月は、
客数0の日が何日もありました。

良い日でも1日3組ほどの状況。

1日の売上が3万円にも届きません。

こうした日が何日も続き、「閉店」の2文字が頭をよぎりました。

これからどうやって家族を養ったら良いのか…

頑張ってくれているスタッフにもどう説明したらいいのか…

目の前が真っ暗になりました。

でも、諦めたくなかった。

焼肉屋は、
お客様に元気を出してもらうため
好きで始めた仕事です。

なので、66席ある店内は、
グループのお客様同士が隣にならないよう
ゆとりを持って満席時30席でのご案内に。

入店、お帰り時の手指の消毒実施、
空間除菌、トイレでの除菌殺菌シート設置など
ありとあらゆる対策を講じました。

また、元々肉を焼く網の隅には、
瞬時に煙を吸い込むロースターが
設置してあるので、換気は抜群です。

そうして、
安心してご利用頂ける旨を
改めて案内すると、
少しずつ客足が戻ってきました。

何人ものお客様に、

「お店が心配で見にきたよ」

「ここなくなっちゃったら
どこで焼肉食べればいいのさ?」

と嬉しいお言葉まで頂き、
接客中にうかつにもぽろっと涙が出ました。

現在、新型コロナが蔓延する前と
同じ状況とは言えませんが、細々営業できています。

これもお客様のおかげです。

本当にありがとうございます。

飲食店は、今、
本当に厳しい状況に立たされています。

そんな中、新店を出すなど

「常軌を逸している」

と思われるかもしれません。

僕も無難に、
今の店だけで細々とやっていたら、
最低限の生活をすることは可能だと思います。

でも、
それではいつかきっと、後悔すると思うのです。

僕が、今、一番やりたいことは、

自分が憧れて出てきた街に『恩返し』をすること

です。

学生時代、やんちゃもして迷惑をかけた方もいます。

でも、この街の人が
温かく接してくれたおかげで僕は、
おかしな道に進まなくて済みました。

社会人になり、職を点々としましたが、
それでもなんとか自分の店を持てるようになった

それは、間違いなく、
僕を導いてくれたこの街の人達のおかげです。

今後の人生すべてをかけて
僕は、恩返ししたいと思います。

昔より元気がないように見える街ですが、
きっと、頑張れば、かつての活気を取り戻せると思います。

そのために、まず、僕が、
この街の人に愛される店を作りたいと思います。

肉汁センターがオープンした暁には、
ぜひ、恋人、ご夫婦、ご家族の記念日などにご利用下さい。

また、会社の上司の方やお取引先の方と
ご接待の会食でお越し頂けると、大変喜ばれると思います。

と言いたいのは山々、
なのですが、今はとにかくコロナ禍。

外出を控える方も多いと思います。

先日、あるVIP会員様から、

「飲食店に出かけるのは職場の周りの方に迷惑になる気がします」

とメールを頂きました。

そう思われる気持ちはよくわかります。

そうした懸念が100ある中、
私共ではその内のできる予防対策として、

アルコール消毒は、従業員、
お客様100人中100人に完全実施。

従業員のマスク、全員が着用。

トイレの蓋にはコロナはもちろん、
ノロウイルス、Oー157など飛沫感染より高度な糞口感染まで、ほぼすべての感染予防に効果を期待できる殺菌除菌シートのアドレットを装着済。

そして、最大の強力な対策として、
店内の換気をおよそ180秒で完了する巨大換気システム

こうした対策を行っています。

これは、オープンする店でも同じ換気システムを設置予定。

ですので、当然、
肉が焼けた匂いも洋服に付きにくい。

お忍びでのご利用も可能です。
ですので、安心してご利用頂ければと思います。

ここまで、ご覧頂き本当にありがとうございます。

しかし、動画撮影後に発覚した、
お伝えしなければならない大きな問題があるのです。

それは、新店をオープンさせるのに、
想定以上の費用が掛かることになってしまったということ。

「自分でどうしようもなくなったから

人の善意につけ込んで
お金を集めることにしたんですね。

もう私はあなたを信じません」


と言われても仕方がないのですが、
正直に話しているのでそんなに怒らないで下さ
「横浜から日本を元気にしたい!」という気持ちも、
青春時代を過ごさせてくれた街に
恩返しをしたい気持ちも、本当です。嘘偽りはありません。

でも、どう頑張っても資金が確保できませんでした。

理由は、当初の計画が大きく崩れ、
店を「居抜き」で始めることができなかったからです。

居抜きというのは、
前の店の設備や家具をそのまま使える状態で新たに経営を始めること。

オープンする場所は、元々、
焼肉屋の物件で、設備はそのまま残っていました。

ですので、
空気を短時間で入れ替える換気システムや
厨房、テーブル、椅子、全てが、

そのまま使える“はず”だった。

しかし、
元々付いていた空調などの設備は
20年以上前のものと古く、吸気も排気も
まともに使えないことが判明
したのです。

この物件に出会った時は、

「費用を一気に圧縮できる!」

と心躍りましたが、待っていたのは…

「店内設備を全て撤去しなければならなくなった」

という、まるで真逆の結果でした。

通常、一般的な個人飲食店の
オープン時に掛かる費用は、内外装、
厨房工事を入れて400万円ぐらいだと思います。

しかし、焼肉店の場合は異なります。

理由は、
テーブルごとに換気システムが必要だからです。

このシステムは、
1テーブルごとに15万円かかり、

今回予定している
10テーブル×15万=150万円。

消費税を入れると、これだけで既に約170万円です。

もちろん、この費用は予算に計上していました。


しかし、そこに「撤去」が入るとなると
2倍のお金が掛かってしまいます。
寝耳に水、青天の霹靂とはまさにこのことです。新型コロナ予防に完全対応した換気システムは必須。この経費を削減することは、お客様のためにできません。

そういうわけで、
何度も設備の見直しや減額交渉を行いました。

ですが、
お客様に安心してご利用頂く店を作るためには、
当初の計画800万円(運転資金含む)の予算では、運転資金まで全て投入し頑張っても、あと687万円足りません。

このままでは、巨額の負債を抱え、
食材の仕入れもままならず、オープン後数ヶ月で
閉店という事態も起こりえます。

全ては、僕の読み違いから
起こってしまったことなので、
弁解の余地がないのはわかっています。

「横浜から日本を元気にしたい!」

という想いだけを伝え、
格好をつけて支援を募ることもできました。

しかし、隠し事をして
応援してもらうのはフェアではない
と思ったのです。

今、かなり、恥ずかしい想いをしながらこの文章を書いています。

今回、オープン前にもかかわらず
背水の陣で臨むプロジェクトになってしまいました。

できる限りのリターンもご用意しましたので、

もし、可能であれば、ご支援よろしくお願いします。
令和三年一月二十日(水曜日)

朝六時半より、

クラウドファンディングを始めます。

※クラウドファンディング限定公開ページは、
こちらをクリックするとご覧いただけます。